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心と体

ダイエットを試してみる

最近ダイエットと言うほどではありませんが、食事内容や体重・体脂肪率を記録するようにしています。「いつまでもデブと思うなよ」(岡田斗司夫著)(新潮新書)という本を読んだからです。

この岡田さんという人は、オタキングとも呼ばれるオタクの世界では知る人ぞ知る存在。本人が試して、実際に115kgから60kg台まで落とした実績から書かれた本です。本の内容はダイエット本というより、深い思索に基づく心理学と生理学の集大成とも言えるようなものとなっています。 少し大げさな表現をしましたが、「オタク」であるからこそ書けた本であると思います。

この本のダイエット法は、レコーディング・ダイエットと名付けられており、
「助走」
「離陸」
「上昇」
「巡航」
「再加速」
「軌道到達」
・・と名付けられたプロセスから成り立っていてそれぞれに役割があります。その中でも助走、離陸のプロセスは、他のダイエット法と区別できるものとなっているように思われます。

「助走」プロセス
 とにかく食事の内容と体重を記録することで自分の現状をはっきりと「知る」ことが目的。この時点では決して食事を制限したり運動したりしようと思わないこと。逆にダイエットしたいのを我慢することが大切。

「離陸」プロセス
 さらにカロリーも調査して記録する。摂った食物が自分の体重や体脂肪にどのように影響するのか「知る」ことが目的。これを続けていくうちに、ど んな食物がカロリーが高いのか低いのかということがわかってくる。逆にカロリーを減らすってこんなに簡単なのか、ということが自然とわかり、ダイエットし たくてたまらなくなってくる。この時点でも制限する必要は全くない。

「上昇」プロセス
 摂取カロリーを自分の基礎代謝量ギリギリにおいて、毎日を過ごす。

上昇プロセスに入る頃には、先の2つのプロセスを経て、自分の食生活の状態、何を食べたらどう太るのか、などの状態が明確にインプットされ、さらにカ ロリーを減らすにはこうしたらよい、ということがわかってきています。こうなるともうダイエットするしかない。したくてたまらない気持ちになってきたときに、一 気にカロリー制限を伴う上昇プロセスに入る、というのが他のダイエット法との最も大きな違いだと感じています。

人間心理をここまでうまく捉えたダイエット法は初めて知りました。というか、ダイエットの本は読んだことがないので、すべてが初めてなのですが…。

このダイエット法の最終目標は、“自分の体の声に耳をすますことにより、自分の体格にちょうどよい体型に徐々に近づく”ことにあるようです。この「ちょうどよい体型」とは“理想体型でも美容体型でもなく、いまの年齢や生活、運動量にみあったちょうどいい体型”です。

言い換えれば、このダイエット法は、特別なものではなく、この「体の声」に耳をすますことにより、ダイエットという意識から解放され、自由自在に生きることができるようになるための手段であるとも言えそうです。

職場で昼食を共にしていた同僚に、この本の話をしたところ、彼曰く、“それは間違いなく成功する方法だと思う”とのことでした。彼も独 自にこの方法に近い境地に到達したようで、自分の毎日の食事と体重との関係を掴んで、自由自在に調整できるようになっているようです。彼に言わせれば、要 ははインプット(食事)とアウトプット(運動や排出等)さえ押さえれば、その差が体重という結果になって現れてくるだけの極めて合理的な結果だそうです。

私も1ヶ月くらい試したところ、体重が3kgくらい、体脂肪率も3%程度減少しました。特に無理してダイエットしたという感覚はなく、記録することにより、いかに不必要な食事をしていたかがわかり、自然と改善された結果です。

これまで毎年、生活習慣病検診で所見有り、となっているので、今後も続けていこうと思っています。

主治医変更その後

このところ、知財関係の投稿が多かったのですが、久しぶりに健康のほうについても書きましょう。一言で言えば小康状態に入っています。

前の投稿にも書きましたが、7月から主治医を自宅の近くの循環器専門の先生に変更しました。ちょうどお盆前に、血液検査(コレステロール)を行いました。まだ結果を聞いていないのですが、この量が一定以下になるように、日ごろの生活についても細かい指導が入ることとなりました。

薬については、基本的に以前の総合病院で使っていたものを踏襲することとなりましたが、新しい先生はいくつかの薬についてはジェネリックを使わない主義ということで、少し薬代は高くなりそうです。また、エナラプリル(レニベース)という薬の量を半分に減らそうと考えておられるようです。しばらく血圧を定期的に取って、薬の量を変更する前後の様子を確認することとなりました。

ところで8月の上旬に咳と鼻水が止まらなくなったため、この主治医のところに行ったところ、アレルギーの症状が出ていることがわかりました。以前血液検査したところ、ハウスダストやイネ科に対して、アレルギーの反応が出ていることがわかりましたので、その関係かもしれません。アレルギーの薬が効いたか、鼻水は収まったのですが、その後咳が止まらず、1ヶ月近く続いています。先生の意見では、先のエナラプリルは3人に一人くらいの割合で咳の副作用が出るらしいので、この薬を減らすほうが良いのかもしれません。そういえば、以前、入院中にこの薬を飲み始めた頃、咳が止まらなくなったことがあったような気がします。

退院後2年になりますが、毎日6種類の薬を飲んでいます。心筋の作用を助ける薬、血圧を下げる薬、血液の凝固を抑える薬、体の内部にたまった水を排出する薬(利尿剤)、これらの薬が胃に影響を抑えるのを防ぐ胃薬…。症状が出ないときは気づかないのですが、バランスが崩れたときには体調が元に戻るまでにかなり時間がかかってしまいます。

薬の組合せの微妙なバランスの上に成り立っている健康のような気がして極めて心もとない気がします。

5月のアクセス記録

記事のねたがないときに良く使うアクセス記録ですが…。

ココログの記録を見てみると、5月は
 アクセス数合計: 1,361 (日平均: 44)
 訪問者数合計: 638 (日平均: 21)
と毎日約20名の方が来られているようです。

私のブログの場合、記事が増えるにしたがって自然とアクセス数が増えてきたようです。自分としては思っていることを書いているだけなので、アクセスが多いほうが良いとも思っていませんが…。

検索してこられている方も多いようなので、どんな情報を求めて来られているのか見てみました。ざっとの分類したものをグラフにしてみます。件数は以下の通りです。

知財特許系      184
心筋梗塞・障害   38
個人特定           31
カーナビ             23
たまごっち          14
GTD                  13
音楽・ピアノ        13
病気症状             6
西郷                    5
その他               16

「個人特定」は適切な用語ではないかも知れませんが、例えば、"只今療養中"とか"pecan 知財"のように直接このブログを探してアクセスしてきたものです。0705_5

やはり知財特許系がダントツです。さらに細かく見てみると、

知財検定                 56(うち1級が29件)
知財一般                 44
データ捏造               35
特許要件・審査対応   20
FI/Fターム検索         16
クレームドラフト           7
審査官                      4
弁理士試験                2

となっています。知財検定のアクセスが多いのは情報不足によるものが多いと推測されます。特に、そのうち半数以上が"1級"という言葉を検索用語に含めており、1級の情報が少ないことが如実に現れているようです。残念ながら、現時点ではこのブログには1級の情報はほとんど蓄積しておりませんので、無駄足を運ばせてしまったかもしれません。一応、次回受けようと思っているので(そろそろインターネットの申し込みの締め切りですね)、いろいろ情報を蓄積していこうとは思っています。

知財一般は分類に困るものが多いのですが、中には「弁理士 知財 転職 給料」とか、「特許技術者の需要」という検索ワードがありました。たぶん就職、転職を考えている方なのでしょう。特に前者は、弁理士が知財に転職した場合どの程度の給料がもらえるか、という意味でしょうね。会社によってはある程度の資格手当(月数万円?)を用意する可能性がありますが、そこから先を望むのならば、自分で実務能力を磨いていただくしかないと思います。現に私の周りにも、弁理士として転職してきた方が結構おられますが、実務能力はピンキリです

ところで、検索ワードとして「特許部門 地味」というのがありました。そんな記事を書いた覚えはないのですが、やはり特許部門は地味ですかねぇ。

心筋梗塞・身障者関係のアクセスも多いです。特に、心筋梗塞(ステント・バルーン等)と身障者(手帳)とを組み合わせた検索が心筋梗塞・身障者関係全体の8割程度であり、心筋梗塞で身障者に認定されるかどうかという情報を求めておられる方が多いようです。これは主治医がどのように判断するかによると考えたほうが良いでしょう。自治体が医者の判断を無視するとは考えにくいからです。

カーナビ系は問題のある検索が多く、半数近く(9件)がデータの不正コピーに関するものでした。きちんと正規品を買いましょう。

たまごっち電池交換に関する記事を一回書いたのが、ロングヒットになりました。買ってからもう1年半になりますが、いまだに娘のたまごっちは動いています。電池交換も約3ヶ月に1回していますので、すでに5回くらい交換したでしょうか。学校に行っている間などに何度も病気になって昇天してしまったようですが、アイテムはずっと引き継がれるようです。記事の中に電池の品名(CR2032)も書いておいたので、出先で電池の品名を忘れてしまったときに、携帯でチェックして買って帰ることができ、助かったことがありました。

その他は以下のとおり、全く書いた記憶のない記事ばかりで、逆に言えば、この意外性が面白く感じられます。

「整理 机 管理職」
管理職の机の上を整理するという情報の検索でしょうか? 私の机の上は汚いので参考にはなりそうにありませんね。

「エコー 陰毛 検査」
「陰毛 一つの毛穴 2本の毛」

コメントしづらいのですが、以前のカテーテル検査のときの記事が引っかかってきているのでしょう。しかし2つめの検索ワードは何でしょうか。一つの毛穴に2本の毛が生えているということでしょうか。気になりますね。

「滋志 読み方」
なんと読むのでしょうか。わかったら教えてください。

「blogの影響による自殺例」
掲示板による自殺例はどこかで見たような気がしますが、blogも同じことですね。この場合、blog開設者が加害者なのか被害者なのかがわかりませんが、気をつけたいものです。

「猫を轢く」
これは書いた記憶があります。飛び出してきた猫を避けようとして人身事故を起こしたケースに対するコメントです。

「VBAオセロ」
これは何だろう。VBAでオセロを作るということでしょうか。Excelのマス目を利用すれば、比較的簡単にできるかも知れませんね。

「90年代のパソコン 大きさ」
確かに90年代のパソコンは大きかったと思いますが、このような漠然とした検索で答えにたどり着いたのでしょうか。気になります。

主治医の変更の件(その後)

先日、2ヶ月ぶりの定期健診に行ってきました。検診自体は特に問題はありませんでした。

前回の記事にも書いた主治医変更の件について、“そろそろ2年になり、特に異常なくすごしていますので、会社を休まなくてもすむように、普段の検診は土曜日もやっている近所の内科に見てもらうようにしたいと思っているのですが…”と切り出しました。年初に主治医が交代したばかりでしたので、変更を申し出にくい感じがあり、恐る恐る切り出したのですが、ちょうど次回の検診時が、トレッドミルと心エコーの検査のタイミングと重なっており、“そうですね。今度の検査で問題がないようでしたらそうしましょうか”ということで何の問題もなく変更することとなりました。

次回の検診は6月ですので、それまでに近所の内科の先生にも主治医になっていただくように依頼しておこうと思います。

主治医の変更

以前よりお世話になっていた主治医の先生が別の病院に行ったため、別の先生が引き継ぎました。2月末に検診に行ってきましたが、若い先生でした。以前の先生と比べると、やはりこちらの状況もよくわからず、簡単な問診と聴診器での診察のみで、手足のむくみを見ることもしなかったため、少し不安が残ります。新しい先生も慣れてくれば、きっと良くなるのでしょうが、この際、

  • かなり離れたところにある(車で2~30分)
  • 平日しかやっていない
  • 総合病院であり、待ち時間も長い
  • 状態が安定しているため2~3ヶ月に一回通院するのみ

といった理由から、この際、以前のエントリでも書いた自宅の近くの循環器科に代わろうかと思っています。土曜日もやっていることもあり、もう少し頻繁に通っても、影響が少ないので、逆によさそうな気もします。

職場の産業医に相談したところ、賛成してくれましたので、次回(4月)に思い切って申し出てみることにしたいと思います。

頑張ること

そろそろ年賀状の季節です。少し前までは、年賀状に添える言葉として、自分の抱負としては「今年も頑張ります」、年下の人に対しても「今年も頑張りましょう」などと書く場合がありました。しかしながら、最近は「頑張る」ことの美徳よりも、「頑張る」ことによるストレスの問題がクローズアップされるようになってきており、「頑張る」という言葉を安易に使うことに対して、躊躇する気持ちがあります。私自身、管理職になったときに、誰に助けを求めることもなく一人で頑張って仕事を抱え込んで、同時に病気を抱えることにもなってしまいましたし…。

問題の多い「頑張る」ですが、頑張ることがいけないのではない、とあえて反論したいと思います。例えば、サッカー選手や野球の選手がうまくなりたいと願って、頑張って練習して一流のプレーヤーになることをいけないこと、と考える人はいないと思います。

「がんばる(頑張る)」を辞書で調べてみると、「あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する」(大辞林)とあります。ただ、努力するだけではなく、“目的を達成するために困難に耐える”という修飾語が付加されています。「頑張る」という言葉は、心の持ち方(あり方)を規定していると感じていましたが、そのイメージは間違っていなかったようです。

よく考えてみると、「頑張る」という言葉を使うに当たって、何に対して頑張るのか、対象を明確にしないで使うことが多いのではないか、と思います。相手が頑張れる対象を持っているのかどうか、ということはあまり考えず、便利な言葉だから、つい使ってしまう。人によって千差万別である「心の持ち方」の部分であるにもかかわらず、一律にただ頑張れと言うことで、相手に必要な助言を与えたかのように錯覚している部分があるのではないか、と感じます。

先に述べたように、スポーツなどの好きな対象を持っている人ならば、頑張る⇒うまくなる⇒さらにやる気が出る⇒頑張る、という好循環のサイクルに入ることが可能だと思います。昨年放映していた「ドラゴン桜」でも勉強の嫌いな学生に対して、勉強の楽しさを教えることによって、頑張りの好循環のサイクルを起こして、東大合格の実力を養成するという内容がありました。

しかしながら、一方では、全く頑張りようのない立場に置かれている人もいます。先日、テレビで放映されていた、「Dr.コトー診療所2006」において、余命いくばくもない癌患者に対して、見舞いに来た人(病状を知らない)が、「頑張って!」と励ましたときに、癌患者が「何を頑張ればいいの」と落ち込んでしまうシーンがありました。また、いじめによる自殺が相次いでいますが、いじめられている本人が頑張ろうとも改善する見込みは少なく、この場合「頑張れ」と指導することは、「我慢しろ」と言っているのと本質的には変わりありません。

私の意見ですが、人が頑張れるかどうかについては、心のキャパシティ(許容量)が関係しているのではないかと感じています。基本的には好きなことについては、このキャパシティが大きく、いくらでも努力でき頑張れます。頑張りの好循環サイクルに入れば、キャパシティがどんどん拡がります。逆に、全く頑張りようのない状況では、キャパシティがゼロに等しく、頑張りを強制すると精神や肉体の病気になってしまうかも知れません。

このキャパシティは、人によって全く異なりますので比較対照することには意味がありません。また、同じ人でも心の持ち方次第で、刻々と大きさが変化しています。今日まで好きなことで頑張れたとしても、今後もずっと続くかはわかりません。好きでやっていることだから無理がきくと感じる場合であっても、ほんの些細な出来事が、堤防に穿たれた蟻の一穴となり、一気に心身にストレスとなってのしかかってきます(私の経験です)。

戦後の復興から高度成長時代、バブル期にかけては、世の中の価値観にそれほど大きなばらつきがなく、頑張ることによって、必ずある程度は報われてきた時代だったと思います。私が記憶しているオリンピックのコマーシャルで、選手がトレーニングしている姿を流しながらひたすら「頑張れ、頑張れ・・・、頑張ればいつの日か…」と「頑張れ」を連呼するものがありました。オリンピックという形態をとってはいましたが、日本全体が「頑張る」という価値観で統一されていた時代だったのだと感じます。頑張るだけではどうにもならなくなってきた現在では、多分あのようなコマーシャルは作られないでしょうが、“とにかく頑張れば何とかなる”という過去の成功体験?が強固に日本人の意識の底に流れているように思われます。

最初の話に戻りますが、頑張ることがいけないのではなく、相手がどのような状況下に置かれているかよく考えることもなく、頑張りを強制することに問題がある、と思います。頑張ることは、精神的な心の持ち方(あり方)に触れるものですので、相手のことを本当によく知った上でなければ、とても恐ろしくて、「頑張れ!」などということはできないと感じます。子どもや部下に頑張れ、という前に、まず相手の話を聞き、相手の立場に立つことを心がけたいと思います(自分に対する戒めの意を込めて)。

近所の内科

今年の6月頃、自宅から歩いて5分のところに内科・循環器科専門の個人病院が開院しました。入院してカテーテルによる再還流を受けた公立病院は車で2~30分の距離ですので、気軽に行けるところにはありません。

以前、心筋梗塞になるまで通院していた個人医院は、土日もやっていて便利だったのですが、心筋梗塞を膵臓炎と誤診されて、入院が1週間遅れてしまったことを考えると、どうしても行く気になりません。心筋梗塞の症状は誤診しやすいので、仕方のない部分もあります。しかし、そのとき受けた血液検査で心筋壊死特有の酵素が検出されていたにもかかわらず、検査3日後に自宅の留守電に、“検査結果を聞きに来るように”との味も素っ気もない連絡が入っていただけというのがどうにもやり切れません。こちらとしては大変な事態だということがわかりませんので、“次の休みのときにしよう”と放っておいたところ、結果を聞きに行く前に、狭心症の発作があり、心筋梗塞が発覚しました。入院後、カテーテルを行なう時期を決めるため、梗塞が起こった時期を特定する必要があり、検査結果をFAXしてもらって、約1週間前の発症を確認できました。まともな医者なら検査結果を見た時点で何としても患者をつかまえるようにすると思うんですが…。

さて、今回開院した個人医院は、自宅の近くで気軽に通える循環器科なので気にはなっていました。なかなか行く機会がありませんでしたが、先日風邪をひいたのを機に行ってみました。平日の夕方ですが、待合室は誰もいません。初診のためアンケートに記入。当然ながら、既往歴についても記載しました。先生は、40代中頃の男性の医師で、後でネットで医師名を入れて検索したところ、以前は大きな総合病院の内科の勤務医をされていたようです。職場の健康診断の結果や心電図、薬の処方箋などを一式持っていったので、私の状況についてもよく理解していただけました。当然というべきか、風邪の症状よりも私の心筋梗塞の症状やその前後の症状について、非常に熱心に聞いていただき、心臓の模型などを手に今後気をつけなければならない症状やふだんの生活について詳細にアドバイスをいただきました。

今回新しい知見だったのは、水分についてです。摂り過ぎも不足もダメということです。水分を摂らないと血液が固まりやすくなるのではないか、と考えて、多めに摂るようにしていたのですが、心臓の動きが悪くなっているため、摂りすぎると体内から排出されなくなる可能性があり、排出されなくなると悪循環でどんどんと、手足のむくみ、さらには心臓が肥大してくる可能性がある、ということです。心臓が肥大すると、心臓の内部での電気回路に異常を来たして、不整脈や心房細動が起こる可能性があり、それがいちばん怖いということです。例えば、長嶋監督の脳梗塞も不整脈の一種である心房細動が一過性に起き、これに伴い心臓の中に血液の塊ができ、それが脳の血管を塞ぐ脳塞栓となったもので、心臓の病気が脳梗塞の原因になってしまうのだそうです。体に水分が溜まっていないか最も簡単にわかる方法を尋ねてみたところ、体重を毎日測るようにしたらよい、とのことでした。

また、血液検査の結果(会社の健康診断)は、2年間に渡るデータが記載されていたのですが、これを見て、コレステロール値や血糖値が全く正常値である、ということに対して、ちょっと驚いておられたようです。私の場合、血圧が高かった(160-100くらい)ということ以外には心筋梗塞になる要素が見当たりませんでした。心筋梗塞の原因となるのは心臓の血管内に、酸化されたコレステロールが蓄積してこれによって血管が塞がれて起こるらしいのですが、私の場合、この酸化に対する抵抗力が弱いのかも知れない、というのが先生の見解です。これを防ぐには、緑黄色野菜をふだんから摂取するように心がけるように、とのアドバイスです。ちなみに、心肥大により心房細動を起こしてしまうと血液の凝固を防ぐために、ワーファリンを飲み続けなければならなくなり、そうなると緑黄色野菜との相性が悪い、という問題もあるようです。ですので、水分の補給量の調整は重要であると強く認識しました。

さて、先生の話は1時間以上に及び他の患者さんを待たせているのではないかと心配だったのですが、終わってみると誰も来ておらず、逆に病院経営が成り立たないのではないか、と心配になりました。かなりマニアック?な説明も多く(誰々がコレステロールをマウスに投与したが動脈硬化は見られず、次にコレステロールを酢酸で修飾したところ動脈硬化が見られたことから、動脈硬化が起こるためにはコレステロールが酸化されることが必須と考えられる・・とか)、理解するのには多少の苦労が必要でしたが、近所に頼れる専門医がいるのは心強いことです。

人に任せる

約1年半前に管理職になり、その半年後、心筋梗塞で倒れてしまいました。夜11時帰宅は当たり前、ストレスがたまっていたのでしょう。1ヶ月近く入院した後、仕事に出てみると、自分がいなくても部署はうまく回っていましたし、部下が成長しているので驚きました。私がいない間、いろいろと自分で判断して処理しなければならず、そういった環境下で成長したように思えました。

とにかく、自分がいなくても部署は問題なく動いていくことが実感として感じられました。これで落ち込む人もいるのかもしれませんが、私の場合かなり気が楽になりました。あまり責任感がないのかも知れません。

また以前は自分で大量の仕事を抱え込んでいました。管理職になったばかりで年上の部下もいたことから遠慮する気持ちがあったようにも思いますし、部下に任せるよりも自分でやったほうが早い、ということもありました。しかしそれが部下の成長を阻害していたようです。

「人に任せる」ことを人に押し付けることと誤解していたようです。能力を少し超えた仕事をやりとおすことにより能力がアップする、この繰り返しで成長して大きな仕事ができるようになっていくのだと思います。「人に任せる」とは、その人にとって必要な仕事、すなわち能力を少し超えた仕事を見極めて任せ、最後までやりとおすのを見届けること、であるように思います。

8月中旬の近況

かなりご無沙汰してしまいました。別に立てたピアノのブログのほうは時々書いていたのですが、同時に並行して2つのブログを続けるエネルギーはないようです。

8月の盆休み中(14日)に2ヶ月ぶりに心臓の検診に行ってきました。検診といっても、問診して聴診器で音を聞くだけで、ちょっと不安です。時々夜更かしをしたときなど、胸が苦しいような気分になることがあります。先生に一応その点を話しましたが、ニトロを使う程度ではないということで特に問題視はされませんでした。次回は10月で、心臓の大きさを見るためのX線検査も行う予定です。

心臓の検診終了後、次男を連れて、車で3時間ほどの距離にある実家に2泊3日で里帰りしてきました。両親は二人とも70代ですが健在です。長男と長女はすでに前日に電車で行っておりました。実は心筋梗塞を起こしてから実家に行ったのはこれが初めてです。その理由は…。予想通り、連日、健康について口をすっぱくして説教されました。帰りには、最近両親が愛飲しているハーブを漬けた酢を10種類ほど渡されました。ありがたくもらって帰ってはきたものの置き場所に困っています。

今回は私と子供たちだけで里帰りして、妻には自宅で一人残りました。このところいろいろあって心底疲れきっていたようなので、一人でのんびり過ごしてリフレッシュして欲しいと思ったのですが、帰ってきてみると、部屋の掃除などをしていて、あまりのんびり過ごしてはいなかったようです。

ところで、先に書いた亀田選手の記事ですが、一部週刊誌や巨大掲示板等ではバッシングに近い感じの扱いになっており、後味がよくありません。自分も同じようにバッシングをしているような気持ちになってきましたので、前回と前々回の記事は削除します。

X線CTスキャン検査

記事にはしていませんでしたが、4月に受けた職場の定期検診で、肺に結節状陰影があるとの指摘がありました。2月の心カテ検査のときに、X線検査を受けており、そのときには特に異常がなかったので、主治医も大丈夫だろう、とのことでしたが、今回、念のために造影剤を使ったX線CTスキャン検査を受けました。その結果を今日の午前中に聞いてきたところです。診察室で自分の胴体の輪切り映像をたくさん見せてもらって説明を受けました。ハッキリと見えるものですね。素人目には全くわかりませんでしたが、特に問題はないということで、ほっとしました。X線CT検査は保険適用でも約一万円、心の平安を買ったと思えば安い買い物といえるのかも。

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