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年度末

現状について少し書いておきましょう。
特許の出願の仕事に大忙し。私が責任者をしている部署は出願件数の目標はあまり重要視しない方針で運営してきたのですが、抵抗むなしく年度内に決まった件数を出願しなくてはならない状況となっています。

ま、こうなることを予想して、1月と2月に種をたくさんまいておきました。具体的には、技術者から発明を発掘して特許事務所に依頼するという作業をひたすら行ったわけですが…。ちょうど今の時期は収穫期で、毎日のように事務所から草稿があがってきます。今は3つの事務所とやりとりしており、A事務所とは2件、B事務所とは10件、C事務所とは4件を同時並行で進めています。まぁ、そのうち3月中に出願できるのは10件くらいでしょうが…。

上がってきた原稿を、右(事務所)から左(発明者)に流して、チェックを終えたものを左から右に流すだけなら簡単ですが、ノーチェックでOKということはほとんどありません。明細書は技術文書であると同時に権利文書です。発明者がみるのは主に技術文書としての明細書であり、読んで技術的な間違いがなければ、それでOKと考えます。それに対して、知財部員は権利文書として明細書をチェックします。権利文書といっても、特許庁の審査を経て権利化されるだけの明細書を書くことはそれほど難しくありません。細かく限定していけば、どこかで特許性を主張できるものです。しかし、他社に権利行使可能であり、なおかつ瑕疵のない明細書を作るのは極めて難しいことです。特許性ぎりぎりの部分で勝負するため、それが瑕疵となって残ることもあります。

クレームに余計な限定がないか、権利行使に耐え得るか、機能的に記載されたクレームのため実施例に限定される恐れがないか等々…。今日は2件チェックするだけで手一杯でした。この週末は久しぶりに出勤して仕事をする予定です。

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