Link

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

2005年12月

最近の検診結果&身障者手帳交付通知

数日前に定期検診に行ってきました。肝臓にダメージを与える可能性のあるパナルジンの投薬を前々回のときから止めているので、今回から検診の間隔が約1ヶ月となりました。現在、寒いためほとんど運動をしておらず、あまり体調がよいとは言えません。寒さのひどいときは胸の辺りで引きつるような感触もあります。ニトロの舌下錠は使わずにすませている状況ですが、どの程度ひどくなったら飲めばいいのか、まだよくわからない部分もあります。あと、そろそろ検査入院の季節になったので、準備するようにとのこと。まだわかりませんが、来年早々(4月以前)になりそうです。

検診の最後に、主治医の先生に市から問合せのあった身障者手帳の件について、その後どうなっているか聞いてみたところ、忙しくてなかなか対応できなかったが、つい最近対応したとのことでした。何か足りない書類を提出したのと、“本当にこの級で妥当だと思われますか?”と再三聞かれたので、“はい、そう考えています”と回答した程度らしいです。

ボーダー付近なので先生の主観が尊重されたのかも知れません。市役所の保健福祉部から手帳を交付するとの通知が今日届きました。通知には、印鑑とこの通知書を持ってくるように、窓口で諸制度の説明をするので時間的な余裕を見てくるようにと書かれていました。平日なのでうちの奥さんに代理で取りに行ってもらう予定です。

ところで、知り合いに膠原病の一種で難病治療中の人がいるのですが、その人は筋力が低下して日常の生活にも不自由している状態です。難病指定ということで国から医療費の補助が出ているのですが、身障者手帳は交付されないのだそうです。その人の話によれば、回復の見込みがあるかどうかが境になっており、難病ではあるが、徐々に快方に向かう可能性があるので、身障者の扱いにはならないのだそうです。とすれば、肢体や視聴覚が不自由の場合、心筋梗塞で心筋が壊死している場合などは回復の見込みがないため、身障者の扱いとなるということなのかも知れません。

特許製造業としての特許事務所

今日は仕事納めでした。昨日チェックした案件については、事務所に出願依頼したので、今月は代理人ばかりで8件ほど。内製でも2~3件やる予定でしたが、予定外の仕事がたくさんあり、全く手つかずでした。特に以前書いた新規開拓中のトライアルをしている事務所(先の記事では「第2の事務所」とした方)が予想外にまずく、予定していた出願ができないばかりか、余分な時間まで費やしてしまいました。

一件目で担当していただいた弁理士の先生には非常に良い明細書を書いていただけたので、二件目として米国出願予定のある重要な案件をお願いしました。担当していただいたのは、前回の先生ではなく、特許技術者の方でしたが、クレーム案をいただいた時点でがっかり。米国出願予定と断ったのに、構成要件に「穴部」が新たに追加されている、勝手にジェプソン形式に書き直されている、further comprising形式のサブクレームでこちらの案につけておいた「さらに」がサクッと削除されている、こちらの案には影も形もなかった「○○手段」が登場しまくる…。電話で話しても全く手応えがなく、こちらの言っていることがどれだけわかっているか甚だ心許ない限りです。

とりあえず書き直していただきましたが、再提出していただいたクレーム案もイマイチだったので、机上に放置したまま年越しすることになりました。最大の問題は、この方がつくる明細書については、信用できなくなってしまったため、一言一句細かくチェックする必要があるということです。例えが悪いですが、戦力にならない新入社員を預かったようなもので、何のために代理人に依頼したのかさっぱりわからない状態です。

ここで愚痴っても仕方ないのですが、ふと以前読んだ、知財業界で仕事スルの記事を思い出しました。日米で特許事務所を経営しておられるyoshikunpatさんのブログで、知財業界に対する忌憚のない意見をいろいろとうかがえるので、前に書いた特許男のブログとともに定期的に巡回させていただいています。

Competitorとしての企業知財部員
 企業側からみたら、企業知財部員に仕事をさせるより、特許事務所に仕事をさせる方が得でなければ、特許事務所に仕事を出す意味が無い。特許事務所側から見たら、企業知財部員よりも、品質X価格の総合パフォーマンスで上回らなければならない。
 この競争に負けるようでは、特許事務所が世の中に存在している価値が無いことになるのに近い。
-----------
 特許製造作業は、ひとことで言ってしまえば、職人の手仕事の世界だ。大企業のような巨大な組織が有利ではない。むしろ、不利だと思う。普通に考えたら、特許事務所に軍配が上がるはずである。

知財法律事務所 (人材の流動性)
 発明を中心にみた場合、発明・開発仕事は第1次産業、発明を加工して特許を作る弁理士仕事は第2次産業、特許を利用する(特許権訴訟やライセンスを扱う)弁護士仕事は第3次産業と位置づけることが可能と思います。
 この物差しを前提に、発明の第2次産業を構成するのが特許事務所、第3次産業を構成するのが「知財法律事務所」というように違いを説明できるように思います。

「特許製造業」…。事務所は特許を「製造」する第2次産業であると言い切ってしまうところが爽快です。第1次産業である発明開発に対して、特許としての価値を付与しているという自信でしょうか。とにかく仕事の内容を見てくれ、というプロの覚悟が伝わってきます。yoshikunpatさんの意識からは、弁理士の業務で定められている「他人の求めに応じ…手続」するという代理人(代書屋?)という枠は既に取り払われているのでしょう。

明細書作成は、“職人の手工業の世界”という意見にも同感です。ただ、特許を製造する「メーカー」となるからには、品質の管理にも最大限の努力を払う必要があるかと思います。いくつかの事務所とおつきあいしてみて思うことは、優れた明細書職人はどこの事務所にもいるけれども、その職人技が個人の段階で留まっていることが多いということです。今回の「第2の事務所」もこの問題ゆえに、最初に担当していただいた弁理士の先生を指名するしかないのですが、そういう優秀な方は得てして忙しくなかなか時間が取れません。

誰に頼んでも品質のバラツキがないという事務所はなかなかありませんが、これは“職人の手工業の世界”である以上当たり前であって、叩き上げの優秀な明細書職人が、好きこのんで自分の競争相手を事務所内に増やしたいと思うはずがありません。ただ、今後、事務所が淘汰されずに残っていくためには、こういった個と全体の調和をうまくとり、事務所としての品質バラツキを抑え、誰が担当しても一定水準以上のアウトプットが得られるようにしていく必要があるでしょう。この辺りは経営者のマネジメントの問題だと考えます。

最後の追い込み中

師走の最後の追い込みです。明日の仕事納めに向けて、もう一踏ん張りです。なかなかブログを更新する時間が取れません。

  今日の仕事

  • 本日庁期限の中間を一件提出…って、本当は昨日書き上げていたのだが、管理部門にデータをメールするのを忘れていて督促が来た。
  • 事務所からの出願原稿チェック。明細書案は良くできていて、いくつかの誤字等を除けば問題なく、明日出願できそう。今日気づいたのだが、担当者から来るメールのシグネチャにいつの間にか弁理士の称号がついている。調べてみると、この12月に登録となっている。今年合格されたのだろう。メールの返信で宛先を「弁理士 ○○先生」とするかどうか迷ったが、これまで通り、○○様のままに。急に変えると変だしね。
  • 発明者とクレームの相談。PC上の図面と実験結果をプロジェクタで映してもらいながら説明を受ける。先行技術の調査が必要だが、なかなか面白い。ことによると良い特許に化けるかもという印象。クレームドラフトまで行なう時間がなかったので、メインクレームとサブクレームの構成だけ決定。必須要件を明確にしたので、これで発明提案書を出してもらうことに。
  • 午後3時頃より、拒絶査定不服審判の理由補充に着手。審判請求書の理由欄を「追って補充する」としたため、方式審査で補正指令が出たもの。超多忙期に対応したため、先にクレームの補正だけ実施。理由補充を書いている間に途中で変更したくなっても後の祭りで、あまり良い方法ではない。明日中に完了させる予定だが、クレームを補正してから一ヶ月近く経つので、補正の内容や理由が思い出せずに困った。実に効率が悪い。時間がないときに適当な対応をして後でさらに時間を費やす見本のようなもの(苦笑)。

飛び出すクリスマスプレゼント

051225_11360001 今日はクリスマス。小2の長女と保育園児の次男へのプレゼントはロバート・サブダという絵本作家の作品です。いわゆる飛び出す絵本なのですが、極めて精巧なつくりが特徴です。

12月の初めにテレビで紹介されていたのを見て、これはいいな、と思いプレゼントに選ぶことに。テレビでの紹介では海外の絵本ということだったので、早速amazonの洋書コーナーで発注。次男向けには恐竜の絵本、長女向けには不思議の国のアリスの絵本を選択しました。

12月10日の時点で在庫なし、2~3週間かかると出ていたので、クリスマスには無理かな…と思っていたのですが、案に相違して3日ほどで届きました。で、昨晩サンタ(笑)が子供達の枕元に置いておき、今朝は大騒ぎとなりました。

051225_11330001Pecanもページを開けたところを見たのは本日が初めて。所詮ペーパークラフト051225_11350001だ、とそれほど期待していなかったのですが、実に細部までこだわって作られており、見応えも十分あるものでした。また、こういう“きわもの”の絵本だから文章の内容は結構いい加減だろうと思っていたのですが、どうしてどうして。アリスはもしかしたら原文そのままでは? と思うくらい詳しいし、恐竜の方も、タイトル(Encyclopedia)どおり。骨が最初に発見されたときに考えられていた形態(動きが鈍重で精悍さに欠ける)と、その後の調査によりわかった形態(敏捷でかなり知能が高い)がそれぞれ比較できるように具体的なクラフトで*1示されていますし、絶滅した原因を示すために、実際の火山が噴火したり、隕石が落下したりするクラフトまで付いていました。

子供達に読んで読んでとせがまれて、(しぶしぶ)読みました。当たり前とはいえ、英語の絵本なんですね(苦笑)。わけのわからない単語が結構あり(特に恐竜の名前)、かなり怪しい訳となってしまいました。これから何度も読んでくれとせがまれたらどうしよう。うちの奥さんは、“保育園に持っていって先生から皆に読み聞かせしてもらうんだから、ちゃんと翻訳をつけておいてね”、とか言い始める始末です。勝手に決めるなってw。とりあえず、正月中に翻訳するという約束をさせられてしまいました。

後から、ネットに翻訳を載せている奇特な人はいないかなあ、と探してみたところ、あれれれ、日本語版が出ているではないですか…。_| ̄|○
44992812024499280869

これらの本を詳しく紹介している記事としては、絵本ならべしずかのおススメ日記『本屋のバイト、書籍を探訪すをご参照ください。

*1 これはPecanの勘違いでした。絵は書いてありますが、クラフトにはなっていませんでした。

耐震偽装事件に見るblogの影響

ずいぶんと更新が滞りました。やはり師走の忙しさは半端じゃなかったというのが実感です。出願,中間処理,問題特許の検討,忘年会…。いつもの5割増でしたね。月末間近の三連休になってようやく落ち着いてきた感じです。とはいうものの、休み中に中間処理を二件処理しないと。

さて、久しぶりにネットにアクセスしたところ、面白いことが起こっていました。現在、世間の耳目をにぎわしている耐震偽装事件で、先日の証人喚問で民主党を代表して質問を行なった馬淵澄夫議員が、事件の幕引きを図る与党に立ち向かうために、きっこのブログという極めて読者の多い著名なブログとコラボレーション(協同作業)を行ない、ネットを利用して世論を盛り上げているようです。馬淵議員のブログにもその内容が書かれていますが、具体的には、全国会議員への、証人喚問の是非を問う緊急アンケートの実施要望などをマスコミに対して行なった模様。“みのもんたの朝ズバッ”という番組がその呼びかけに応じて、アンケートを行ない、今朝放送したとのことです。昨晩、ヒューザーの小島社長の証人喚問が決定したのはその効果が現れたのでしょうか?

“きっこのブログ”は、ご存じの方も多いでしょうが、独自の情報網によりマスコミより先に得た情報を次々と公開しており、総研の内河健氏の名前もすでに11月24日の時点で明らかにしています。このブログにはイーホームズの藤田社長もコンタクトを取っているようで、同社のサイトからもリンクが張られています。まさに今回の耐震偽装事件に対するあらゆる情報の集積点となっているかの如き状況です。まだ明かされていない情報提供者もかなりの多数に及ぶものと推測します。

以前、一太郎判決に対するblogの影響という記事で、shiomanekiさんの昨日と今日というサイトに有力な無効資料の情報が掲載されたことがジャストシステム勝訴の突破口になった可能性を指摘しました。より大規模ではありますが、今回も同様の構図となっているように思われます。企業活動も政治活動もネットの影響を無視しては通れない時代になったのだなと実感しました。

ただ、このネットの群衆、どのように動くかわかりません。一度火がつくと、さながら燎原の火の如く、一気に燃え広がり予想もつかない動きを取るでしょう。善意の匿名者ほど恐ろしいものはありませんから…。ことによると馬淵議員はパンドラの箱を開けてしまったのかも知れません。前人未踏の荒野というエントリーに書かれている内容が象徴的に未来を予見するかのように感じられます。

果たして、どのような結果になるかはわからない。
が、おそらく憲政史上初めての、「ネット連動型国民運動」で
ある。

もはや、個人の活動領域を超えることになるが、とりあえず今
日、おそばについていた野田国対委員長にもご相談申し上げる。

「素晴らしい!。前人未到の荒野のごとき、大国民運動になる!。」

の言葉をいただいた。
やるしかない。
もはや、止まることはできない。

これから先、恐ろしいばかりの毀誉褒貶、誹謗中傷、政治生命
を狙うなどの動きが訪れることは容易に想像できるが、もはや、
行くしかない。

誹謗中傷を浴びせ、政治生命を狙うのは、政敵ばかりとは限りません。善意の匿名のネチズンなのかも知れないのです。

初心に立ち返る

研究者から知財部に異動になったときに書いた文章が見つかりました。ある人と知財部員の資質を論じた文章ですが、自分が知財部に来た動機や希望が書かれていました。それから数年後の今の自分を振り返ってみると、まだまだその域には達していません。初心忘るべからず、もう一度原点に立ち返りたいと思います。

知財部員に必要な資質としては以下のようなものを挙げたいと思います。

  • 好奇心旺盛でいろいろな技術が好き
  • 理解できるまであきらめないねばり強さ
  • 人と話すのが苦にならない
  • 文章力がある

上述の資質は互いに相乗効果があり、組み合わさると予想のできない効果を生み出すことがあるように思えます。

私の例で話をします。発明者である私が自分の発明を具体的な言葉で表現できずに困っていたことがありました。従来と比べて良い結果になったのだけれども、従来とどこが違うのかうまく説明できない。そんなとき担当してくれた知財部員が上記の資質の持ち主でした。彼は、私の話を何度も繰り返しては聞き、先行技術も色々と調べて、絡まった糸を解きほぐすように一つ一つ私の発明との違いを明確にしてくれました。そして、本質を的確に捉えて鮮やかにクレームにドラフトし、的確な文章で従来技術との対比の中で私の発明を際だたせてくれたのです。

できあがった明細書を見たとき、実に爽快な気分だったことを鮮明に思い出します。自分の発明が思っていたよりもずっと汎用性のある内容に拡大され、言いたかったこと、いやそれ以上の内容が書かれている。何と言ったらよいのか、自分のやってきた技術開発が、発明というカテゴリの中でロゴス化されて実体化し、過去から未来につながる技術の連環に組み込まれたのを感じた瞬間とでも言えばいいのでしょうか。私も知財部員となったからには、発明者に対してこういった感激を与えられるようになりたいと思います。成功するかどうかはこれからの精進次第です。

手続補正書と意見書の重み

Pecanが知財部に異動になったばかりのとき、先輩に“特許の仕事の中で一番面白いのはどんなところですか”と訊いたことがあります。その先輩は事務所の出身で、弁理士登録してから20年以上になるベテランで、会社の知財部を古くから支えてきた方です。

上の質問に対して、Pecanはクレームをドラフトすることかなとか、権利行使していい条件でライセンスできたときかな、とか想像していましたが、即座に、“中間処理だね”という返事が返ってきましたのには驚きでした。先輩によれば、“拒絶理由通知から審査官の意図を読み取るのが何よりも面白い”とのこと。さらに“中間処理では、補正して先行技術と構成上の差を出せるかどうかが全て、意見書は補正だけでは少し弱いかなと思われるときに、補強する程度で、あまり重視していない”という意見でした。

知財部に来た当時、包袋禁反言のこともよく知らず、大作の意見書を書いては満足していたPecanにとって極めて驚きでした。そういえば当時、20ページにもわたる意見書を書いたことがありました。読むのが大変だったのか審査に時間がかかり、提出して2年近く放置され結局拒絶査定となりました(笑)。

早速、その先輩の意見書をいくつも出力して研究させてもらいました。毎回実にシンプルそのものです。しかし、対応した中間案件において90%以上が登録になっている。あれから数年経ち、Pecanが中間処理した件数も3桁を超え、ようやく先輩の言っていたことが、実感として感じとれるようになってきました。拒絶理由通知を通して審査官と会話しているという感覚とでも言ったら良いでしょうか。

確かに補正が全てと言っても過言ではない気がします。拒絶理由を解消するためには、補正によってクレームレベルで引用例と明確な構成上の違いを設けてやれば十分。この補正ができれば、中間処理の7割が終わったも同然だと思います。しかし、この補正をするためにいつもどれだけ苦労することか…。引用例との違いを的確にするための記述を目を皿のようにして探し回って時間の大半を費やしていることが多いような気がします。

いったんクレームレベルで明確な違いを出すことができれば、シンプルで骨太な強い論理を構築できますから、意見書もすらすらと書けます。クレームレベルで明確な違いを出せないときは、意見書の主張に頼ることになりますが、こんな時は得てして厳しい結果に終わることが多いです。意見書が有効なのは、審査官が誤解しているときに説明したり、補正の内容を誤解しそうなときにフォローしたりする程度ではないでしょうか。

ところで、最近、審査官の方が何人か来社され、生の意見を聞く機会がありました。色々な話を承った後、ひとしきり雑談をしていたとき、意見書と手続補正書、どちらを重視されるか、と伺いました。異口同音に“手続補正書”とのご返事でした。考えるまでもなく、それぞれの【あて先】を見れば一目瞭然。手続補正書は特許庁長官宛、意見書は審査官宛です。最初から重みが違うのですね。

連弾の練習開始

来年の秋くらいに小2の娘が通うピアノ教室のコンサートがありますが、そこで娘と連弾をすることになりました。サティの「おまえが欲しい」という曲で、娘がPrimo,私はSecondのパートを担当します。シャンソンとしても知られていてよく耳にする曲です。

楽譜(全音のピアノピース)を見ると、PrimoがA、SecondがBとなっており、いずれも初心者向けという位置づけです。ざっと見た感じでは、何日か練習すれば、何とかなりそうに思えましたが、全体を通して聴いたことが無く、結構長いのでちょっと不安です。2頁ほど練習してみましたが、いくつか拍子が裏になる箇所があり、Primoとどう絡むのかがわかりにくく感じました。というか、メロディーラインがつかめないせいもあるでしょう。娘は1ヶ月ほど練習していますが、まだ合わせて弾けるレベルではありません。以前、長男のときもやりましたが、自分でPrimoを弾いて録音し、それに合わせるしかなさそうです。

知財検定2級の結果報告集計

月曜日に知財検定の結果が出たようですね。 このブログにも“知財検定”という検索キーワードで多数の方がいらっしゃっているようです。今回の2級の結果は今日までに30件ほどネット上で報告されていますので、前回合格基準を推測したときと同様に今回のデータを集計してみました。

これを見ますと、今回特筆すべき点は、BBBBでも合格している方がおり、従来よりも合計点の合格ラインは下がったように思われます。これまでの試験と比べて難しく平均点が下がったのかも知れません。また、2級と準2級のボーダーは、Cがあるかどうかだけのように思われます。

12月11日追記:知人よりご指摘いただいたのですが、今回から、絶対評価ではなく相対評価になったようです。前回までは、S(90%以上),A(70%以上90%未満),B(50%以上70%未満),C(50%未満)だったのが、今回よりS(上位10%以内),A(上位10%~30%),B(上位30%~基準値),C(基準値未満)となりました。上記のようにC(基準値未満)があるとダメとなったのも宜なるかなという気がします。そういう意味では、あまり意味がないエントリーだったかも知れませんね。

No. 特実 意商 著作権 民法他 2級 準2級
1 S S S S
2 S S S A
3 S S A A
4 S S A B
5 S A A B
6 S B S S
7 S B S B
8 S B S B
9 A S S S
10 A S S A
11 A S A S
12 A S B S
13 A A A A
14 A A A B
15 A B A S
16 A B A A
17 A B A B
18 A B A B
19 B S S S
20 B A B B
21 B B S B
22 B B B S
23 B B B B
24 S B C B
25 A A A C
26 B A C B
27 B B C S
28 C S A A
29 C A A B

忙しい師走

師走は例年忙しくなりがちです。今日も、登録維持年金の納付要否検討約20件、審査請求要否検討約30件で大半が潰れました。知財管理部門からの問い合わせの時期が重なったためですが、さすがに途中でいやになりました。

メールを開くと、無効鑑定の報告書を20日までに出してくれと念押し(年末にトップへの報告があるらしい)、研究者時代にやっていた研究内容についての問い合わせ、忘年会の連絡、と、毎日のようにイレギュラーな用事が飛び込んできます。

今日は、来週月曜にA代理人と打ち合わせて4件出願依頼、火曜にB代理人と打ち合わせて2月にパリ優先期限の外国出願を5件依頼するための手配をしました。来週は代理人から今月の出願原稿案が届きはじめる頃です。今月は代理人で10件弱出願したいと思っており、内製でも2,3件予定していますが、内製の方は微妙です。合間を縫って中間処理2件(再来週月曜〆)を仕上げねばなりませんから。中間処理は月末までにさらに3件詰まっています。また、来週は忘年会が2回ありますw。

今月はここでは書けないプロジェクト活動なども数件あり、リストアップしただけでも仕事量が通常月の1.5倍はあるように思われます。病気が再発しないようリラックスしつつメリハリをつけていきたいと思います。

携帯を買い換え

このところ、夜間のココログの管理画面の重さが少し改善されたように思います。引っ越すのも面倒なのでとりあえず、様子見を兼ねて、しばらく居座ることにします。

W32H 先日、携帯を買い換えました。auの2年半前のcdmaの機種(名前も忘れた)から、W32Hという機種へ。Pecanは携帯のことはよくわかりません。とりあえず、auでは今よく売れている機種のようで、見た目が格好良かったものを選びました。たまたま立ち寄ったauショップの期間限定5000円引きとポイントを併用して、7000円くらいでゲットできました。パケット代が怖くてあまりネットへのアクセスはしていませんが、メール送信も以前と比べて、一瞬で終了する感じで、非常に早くなったなという印象です。その他、mp3レコーダーのような感じで音楽を聴く機能も付いているようですが、データを保存するためにはminiSDカードを購入する必要がありそうです。

ところで、この携帯に対応したPCソフトで、Outlookのスケジュールやタスクを携帯との間でシンクロできるMySync Bizというものがあり、ダウンロード版を2000円で入手しました。仕事でOutlookを使っている関係(メーラーとしては好きではありませんが)で、携帯でスケジュールやタスクデータを共有できるのはありがたいです。特にスケジュールデータにアラームが設定されているとき、その情報も転送されるため、PCがないときでも携帯のアラームでスケジュールの開始を知ることができるのが気に入りました。

また、上記ソフトに無料で付いてくるMySync Addressというソフトも気に入りました。これはPCにアドレス帳を転送して、編集した後に、再度携帯に転送できるものです。昔から似たような製品は世の中にありますが、使うのは今回が初めてです。Pecanの携帯のアドレス帳は、8年間くらいの間に数機種にわたり、必要に応じて増えてきた100件程度のものですが、携帯上で編集するのは面倒なのでほとんどノーメンテで放置状態でした。昔の携帯のアドレス帳は複数の電話番号やアドレスが一つに入らない仕様だったこともあり、相手の自宅と携帯の番号が別々の名前で保存されているのはざらでした。このソフトにより、アドレス帳の見かけが極めてハンサム(いい表現がない(笑))になり、アドレス帳をぱらぱらと眺めるのが楽しくなりました。

保育園発表会のビデオ撮り

今日は、四歳の次男が通う保育園の生活発表会でした。発表会と言っても、10分にも満たない短い劇をやるだけのことなのですが、早くから並んで前から二列目に座り、ビデオを回してきました。

でも、劇に関していえば、次男の出来は今一つ。セリフも忘れてしまって口パク状態だし、きちんと並ばないため、両側の女の子達に“ココ!”と引きずり回されている様子がビデオに映っていました。その他、劇の最中にこちらに向かってニコニコしたり、手を振ったりしているのも映っていました。

こういうビデオは撮影した日にもう一度見直しますが、その後はお蔵入り。たまに見ては妻とともに過去を懐かしんでいます。今年の正月はこの10年位の間に撮りためたアナログHi8を十数本、まだ以前のアナログビデオの再生機能が壊れていないうちにDVDに移す作業をしようと思っています。

テンプレ変更

12月になり心機一転の意味を込めてテンプレートを変えてみました。書く内容が変わるというわけではないのですが…。

一応の合理的な疑い

タイトルの意味がわかる方は特許の業界人でしょうか。これは特許の審査基準に書かれているフレーズですが、最初読んだとき、随分おかしな言い回しをするものだ、と思ったものです。それぞれの言葉を辞書で調べてみると、

いちおう  十分といえないがとりあえず。ひとまず。ともかく。ひと通り。
合理的な 論理にかなっているさま。

ということなので、「完全にとは言えないまでも、とりあえずは論理的に考えると疑いを抱くべき状況である」とでも解したらよいのでしょうか。

このフレーズが使われるシチュエーションは、例えば、請求項に係る発明が特殊なパラメータを用いて物が特定されているため、慣用の手段により特定されている先行技術等と直接対比することが困難な場合等に、審査官が特許と先行技術が同一であるとの心証を抱く場合があります。これを指して「一応の合理的疑い」と呼ぶわけです。 もう少しぶっちゃけた言い方をすれば、出願人が公知技術を含んだ範囲を特許にするために、めくらましの適当なパラメータを創作したのではないかと、審査官が疑念を抱くような場合を指します。

こんなとき審査官はどうするのでしょうか。審査基準には面白いことが書いてあります。

「その他の部分に相違がない限り、新規性が欠如する旨の拒絶理由を通知する。」
要するに、他の箇所に相違点がなければ、細かい審査を行なわないで拒絶理由を出し、ボールを出願人に投げ返すわけです。ボールを受け止めて、先行技術との違いを証明するのは出願人の役割になります。そして、

出願人が意見書・実験成績証明書等により、両者が同じ物であるとの一応の合理的な疑いについて反論、釈明し、審査官の心証を真偽不明となる程度否定することができた場合には、拒絶理由が解消される。」
出願人が反論・釈明を行ない、審査官が、「一応の合理的な疑い」を抱いた状態から、「真偽不明」、すなわち本当か嘘かよくわからん、という状態となった場合には、特許にしますよ、というわけです。

この「真偽不明」というのも実際アバウトな話です。特許とは絶対的な基準で定まるものではなく、審査官が審査の過程でどのような心証を抱くかによって、登録査定となるか拒絶査定となるかが決まるということがハッキリとわかります。

民事訴訟法における自由心証主義とよく似ているように思われますし、よく考えてみれば当然なのかも知れません。しかし、研究部門から知財に来たPecanは最初に審査基準のこの箇所を読んだとき、こんなにいい加減なものなのか、と唖然とする思いでした。その反面、特許に対して感じていた敷居が低くなったようにも思います。以前にも書きましたが、技術と法律を土台にして行なう審査官とのディベートに過ぎない、と割り切れたのも、この箇所の意味を理解したからだと思います。

なお、「一応の合理的」というフレーズは、法律の世界ではよく使われるもののようで、判決文の中にしばしば見受けられます。例示のため、ググってみたところ、韓国ハンセン病訴訟の判決要旨として、以下のような一文が検索されました。

補償法が内地療養所と外地療養所の入所者を区別するのはあり得る取り扱いということができるし、一応の合理的な根拠もあり、区別を前提とした実質解釈も成り立ち得る。

« 2005年11月 | トップページ | 2006年1月 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

twitter widgets

あわせて読みたい

  • あわせて読みたいブログパーツ
無料ブログはココログ